【ジャンル：絵本】 エリック・ローマン/作　長友恵子/訳 24.1×217㎝　上製　32頁　2023年9月30日刊 犬のエラとガス少年。満月の夜、二人がかわした約束とは？ 犬のエラとガス少年は大のなかよし。でも年を重ねたエラとの別れは近づいています。満月の夜のこと、エラはガスとある約束をしました。エラがいなくなり、なにもやる気になれないガスですがハロウィーンでガイコツの衣装を着て出かけた帰り道に墓場でガイコツたちに囲まれてしまうのです。空には丸いお月様がのぼっています…。ガスは大きな声でエラの名前を呼び…。この絵本は大切な存在を失うという普遍的なテーマを描いています。そしてエラとガスの友情の物語でもあります。 満月のハロウィーンにあらわれた、ちょっぴりコミカルなガイコツたちとのユーモラスなやりとりのなかで二人の約束は守られます。別れの切なさ、そして二人の絆をユーモアを交えて描く、月の明るさが象徴的な絵本です。

【ジャンル：絵本】 ハリエット・ヴァン・レーク/作　野坂悦子/訳 25.7×19.7㎝　上製　33頁　2023年6月30日刊 『レナレナ』の作者のハリエットさんが、とびきり愉快でユニークな、 新しい絵本を作りました。 ブタもウマも、メンドリもポニーも、メウシやカタツムリだって、みんなミーの親友です。不思議な点（丸い印）をつけたスティップさんややさしい農夫のおじさんもね！ ミーの一日は、森の中でねころんだり、海のなかでメウシと一緒に波にゆられたり、ヒヨコを産んだばかりのメンドリを見守って、疲れた日の終わりには、毛布にもぐってウトウト。こんなふうにリラックスして、みんな一緒にのんびり楽しく暮らせたら…。 絵本の扉をひらいたら、あなたもすぐに『ミーのどうぶつＢＯＯＫ』の住人です！ さあ、ミーのおはなし、はじまりますよ。 毎日、動物と一緒に過ごす女の子、ミーの16の物語。

【ジャンル：子ども/絵本】 レベッカ・ドートゥルメール/作　うちだややこ/訳 20.2×20.9㎝　上製　32頁　2005年刊 エルネストは女の子をからかうのが大好きな男の子。特にサロメをね。ママが言うには、エルネストはサロメに恋をしているんだって！そんなことから子どもたちが恋の談議をはじめる。恋ってどんなものなんだろう？子どもたちが思う恋の姿が、心に響く言葉と、幻想的なイラストで迫ります。フランスの人気イラストレーターが描くすてきな恋の絵本！

【ジャンル：子ども/絵本】 ワウター・ヴァン・レーク/作　野坂悦子/訳 25×20.6㎝　上製　27頁　2012年刊 オランダの絵本のケープドリシリーズ番外編。 ちょっぴり自分勝手で心配性のケープドリと、まじめで常識的なツングステン。 そんな二人のおかしなやりとりに、なんとオランダの抽象画家モンドリアンが鳥になって絵本の世界に！ モンドリアンドリは新しい未来を探しています。ケープドリは待っていればいつかは未来になると考えています。でも…モンドリアンの未来は、待っているだけでは見つからない、まだ、誰も見たこともない、新しい未来なのです！モンドリアンドリと一緒に新しい未来を探しにでかけよう！

【ジャンル：子ども/絵本】 ヘルメ・ハイネ/作　ふしみみさを/訳 23×23.5㎝　上製　28頁　2006年刊 毎日毎日、国の沢山の問題が気になって夜も眠れない王様は、ある晩ベッドのはしらによじのぼり、いきおいよくおりたのです！…ボヨーン、バヨーン、ボヨヨーン…なんとも楽しい気分！ところがそれを見ていた家来が王様の一部始終を国中にいいふらした。後ろ指をさされた王様の悩みは深くなり…やっぱり上にたつひとは大変！子どもはもちろんのこと大人にも読んでほしい絵本です。 紙のコラージュで作られた、すてきな絵本。

【ジャンル：子ども/絵本】 ハリエット・ヴァン・レーク/作　野坂悦子/訳 20×27㎝　上製　40頁　2019年7月20日刊 ユニークな輝きを放つ、幻のオランダ絵本、復刊です！ レナレナは、普通の中に、フシギを見つける女の子。毎日が発見だらけ、出会うものはみんな友だちです。ミミズ、オサカナ、古いサングラス、タマゴ……自分の髪の毛だって、おもしろい！ 30年前に出版された、ハリエット・ヴァン・レークのデビュー作であり、野坂悦子の翻訳デビュー作でもある本書はオランダで金の石筆賞を受賞した絵本。このデビュー作は新しい感覚の絵本として日本でも注目を浴びた。自由なこころを持ったレナレナはだれの心の中にも住んでいます。あまり小さくない子どもに、そして子どもの心を忘れていない大人にも！

【ジャンル：子ども/絵本】 エマ・ヴィルケ/作　きただいえりこ/訳 25.6×20.6㎝　上製　40頁　2019年刊 きっと、あなたも、おじさんのことがすきになる！ おじさん、これからお出かけです。真面目な顔をして準備をはじめますが、出かけるために必要なものは何かな？おやおやおじさん、きみにも手伝ってもらいたいみたいだよ。 おじさんのどこがうっかりかって？じゃあ早速よんでみようか。 おじさん自身は、自分がうっかり者だということにちっとも気づいていないのかもしれないね！おじさんの上品で真面目なおとぼけぶりが楽しいスウェーデンの絵本。

【ジャンル：子ども/絵本】 ワウター・ヴァン・レーク/作　野坂悦子/訳 20×20㎝　上製　24頁　2010年刊 オランダの人気アニメをもとに作られた絵本ケープドリシリーズ第1弾。 ちょっぴり自分勝手で心配性のケープドリと、まじめで常識的なツングステン。 そんな二人のおかしなやりとりが楽しいユーモアたっぷりの絵本です。 ある朝、お茶を飲もうと思ったらストーブにくべる薪がありません。雨の中ちゃっかりツングステンに薪拾いにいかせたのはいいけれど、待てど暮せず、ツングステンが帰ってきません。色々な妄想が膨らみ心配になったケープドリはツングステンを迎えにとうとう家を飛び出しました。ツングステンに会えるかな?!

【ジャンル：子ども/絵本】 ワウター・ヴァン・レーク/作　野坂悦子/訳 20×20㎝　上製　24頁　2013年刊 オランダの人気アニメをもとに作られた絵本ケープドリシリーズ第2弾。 ちょっぴり自分勝手で心配性のケープドリと、まじめで常識的なツングステン。 そんな二人のおかしなやりとりが楽しいユーモアたっぷりの絵本です。 この世界にある、いろんな発明について、かかれた本を読んだケープドリ。自分もすごい発明をしたくなり、紙とペンを用意して、ツングステンにも発明品の図面を書くようにうながします。難しいものじゃなくてもいいんだけど、今まで誰も思いつかなかったもの…二人はどんな発明品を作るのでしょうか？

【ジャンル：子ども/絵本】 ワウター・ヴァン・レーク/作　野坂悦子/訳 20×20㎝　上製　24頁　2013年刊 オランダの人気アニメをもとに作られた絵本ケープドリシリーズ第3弾。 ちょっぴり自分勝手で心配性のケープドリと、まじめで常識的なツングステン。 そんな二人のおかしなやりとりが楽しいユーモアたっぷりの絵本です。 糊をつかってラベルの整理をしていたツングステン。それを見たケープドリは自分も糊をつかって何かをしたくなりました。まずは屋根の修理から…屋根の上に机をくっつけ、どんどん糊でくっつけていくうちにまるでタワーみたいになってきて…ついには…。

【ジャンル：子ども/絵本】 メンシェ・ファン・キューレン/文　ヤン・ユッテ/絵　野坂悦子/訳 13×19㎝　上製　25頁 しっぽにじゃれついたり、ケーキをかかえてとっとこにげたり、たいこをたたきたくなっていなくなったり、いろんな理由で一匹ずつ姿をけしていくいたずらねこたち。最後に残った一匹が、いたずら仲間によびかけた！繰り返し楽しめ1～10までの数も覚えられるオレンジと黒の2色で描かれたキュートな絵本。

【ジャンル：子ども/絵本】 ノーマ・サイモン/文　ドーラ・リーダー/絵　中村妙子/訳 24×21㎝　上製　32頁　1997年刊 誰でも失敗することってあるよね。子どもばかりじゃなく、お父さんやお母さん、先生だってね。だけど失敗することを恐れないで。失敗は成功のもと。失敗しながら人は成長するのだと温かく伝えます。

【ジャンル：子ども/絵本】 デビッド・マッキー/作　まえざわあきえ/訳 23×23㎝　上製　42頁　2008年刊 古ぼけた衣装屋から場所や時代を超えて不思議な世界へと続くファンタジー！ 「ぞうのエルマー」や『せかいでいちばんつよいくに』でおなじみのイギリスの絵本作家、デビッド・マッキー。「ミスターベン」のシリーズは当初一作で完結のお話だったが、この本をきっかけにシリーズ化されＢＢＣでアニメ化された。40年以上前に制作されたこのアニメは何度も繰り返し放映され、イギリスの国民的人気を博した。構図の面白いカラーの絵とモノクロのペン画で交互に描かれた絵は見るものを魅了します。 【ストーリー】 シリーズ第1弾。仮装パーティーの招待状を受け取ったミスター・ベンが訪れた路地裏の古ぼけた衣装屋からベンのぼうけんが始まります。赤いよろいを身に着けたミスター・ベンは、悲しそうにしている竜と出会います。竜に話を聞いたミスター・ベンがとった行動は…。 ※本文の文章長めです。

【ジャンル：子ども/絵本】 デビッド・マッキー/作　まえざわあきえ/訳 23×23㎝　上製　42頁　2008年刊 （シリーズ全体の解説はシリーズ第1弾『ミスター・ベンとあかいよろい』をご覧下さい） 裏路地の古ぼけた小さな衣装屋から始まるぼうけんシリーズ第2弾。今度は縞模様の服を選んだミスター・ベン。着替え部屋で着替えて、その先にあるお試し部屋の扉をあけると…そこは、なんと牢屋の中！牢屋ではみんな泣いています。大人が泣くなんてどんなわけがあるのでしょう？またもや、ベンはみんなに話を聞くことになりました。なにかこんな場所でも改善できるのでしょうか。 ※本文は文字多めです。

【ジャンル：子ども/絵本】 デビッド・マッキー/作　まえざわあきえ/訳 23×23㎝　上製　42頁　2008年刊 【ストーリー】 ミスター・ベンのふしぎなぼうけんシリーズ第3弾。前回この衣装屋に来たときから気になっていたカーキ色の帽子。今回はこの帽子に似合う服を店の主人から紹介してもらったミスター・ベン。服を着てお試し部屋の扉を開くと、おやおや今度はジャングルの中のようですよ。ジャングルのガイドとなったミスター・ベンは、動物たちを銃で撃ちたいハンターたちを引き連れつつも、動物たちが殺されないために知恵を絞りますが…。

【ジャンル：子ども/絵本】 デビッド・マッキー/作　まえざわあきえ/訳 23×23㎝　上製　42頁　2009年刊 （シリーズ全体の解説はシリーズ第1弾『ミスター・ベンとあかいよろい』をご覧下さい） ミスター・ベンのふしぎなぼうけんシリーズ第4弾。家の前の道でみんなが幸せそうに笑っているのを見たミスター・ベンは笑顔っていいものだなあと思います。そんなことを考えながらいつもの不思議な古ぼけた衣装屋で衣装を捜します。今度はだぼだぼで楽しそうな服をみつけました。どうやらピエロの服のようです。今度はサーカスのテントの中にでも行くのかなとベンさんは思いましたが、扉の向こうにはへんてこな車以外何もありません。今度はどんなことが起こるのでしょうか。 ※本文の文章は多めです。

【ジャンル：子ども/絵本】 ジュディ・バレット/文　ロン・バレット/画　ふしみみさを/訳 25.4×19.7㎝　上製　32頁　2009年刊 マクドナルドさんはアパートの管理人。野菜つくりに目覚たマクドナルドさんは、大家さんに内緒で庭だけでなく、住人が引越したあとの部屋にまで野菜を植えてしまったから、さあたいへん！おまけにメウシやニワトリまで連れてきて…。ところがある日、大家さんがやって来て、それを見て野菜に家賃が払えるかー！と怒りをぶちまけます。マクドナルドさんはどうなってしまうのでしょう。

【ジャンル：子ども/絵本】 ベネディクト・ゲティエ/作　ふしみみさを/訳 14.8×10.4㎝　上製　32頁　2005年刊 ママのおなかのなかにいるローラ。パパはいつも、お腹のローラに歌を歌ってくれます。ローラはパパの声がだーいすき。手足をバタバタ、歌にあわせて踊ります。そしてついにローラは外の世界へ…うまれてくる命への愛情を深く感じる絵本です。手のひらサイズで贈り物にもぴったり！

【ジャンル：子ども/絵本】 ハリエット・ヴァン・レーク/作　野坂悦子/訳 25.7×16㎝　上製　32頁　2006年刊 ボッケは、どこからともなくやってきた。リーと一緒にね。二人はベッドも椅子もテーブルもない、中が空っぽのヤナギの木に住んでいる。ボッケとリーが繰り広げる、小さな14コの不思議なおはなし。この不思議さに大人も子どももきっととりこになってしまうだろう。

【ジャンル：子ども/絵本】 パウル・ヴェルレプト/作　野坂悦子/訳 25.7×21.5㎝　上製　24頁　2009年刊 「あるひ、せんそうは、はじまった。どうして　そうなったのか、わからないうちに。」多くの人が願う、平和な世界。それなのに戦争はなくならない。戦争と平和について、子どもと大人と一緒に考えることのできる絵本です。 作者はこの本の袖にこんなメッセージを寄せています。 なぜ『ちいさなへいたい』なのか？ 人は　ちっぽけな　存在だから ―戦争が　起きれば　なおさら そして　戦争には　勝つ者など いないのだから （パウル・ヴェルレプト）

【ジャンル：子ども/絵本】 リンデルト・クロムハウト/文　ヤン・ユッテ/絵　野坂悦子/訳 20×14㎝　上製　64頁　2001年刊 クマのペピーノはサーカスの人気者でした。でも本当の自分はただのクマの着ぐるみを着ている少年。観客はクマであるペピーノに喜んでいるけれど、それはペピーノという男の子に向けたものではありませんでした。大きくなるにつれてペピーノはほかの誰かのふりをするこにうんざりしはじめ…自分が自分でいられる場所をみつけるためにサーカスを抜け出しました。そこで出合ったのはクロクマ！しかしクロクマはペピーノにとってなくてはならない存在となり…。アイデンティティと友情の物語。

【ジャンル：子ども/絵本】 クリスティーヌ・ルーミス/文　たかばやしまり/絵　まえざわあきえ/訳 26×21.7㎝　上製　28頁　2004年刊 原題は『RUSH HOUR』。めざまし時計がなり、まちが目をさまします。「いってらっしゃい」の声におくられて、通りはたちまち人でいっぱい。ブーン　ザクザク　ゴットン　キッキー朝と夕方のラッシュアワーをリズミカルな音と言葉。ラッシュアワーを描きながらもいってらっしゃいから、おかえりなさいまでの日々の家族の一人一人の時間も描かれています。

【ジャンル：子ども/絵本】 リチャード・ウェアリング/文　ホリー・スウェイン/絵　まえざわあきえ/訳 30×23.8㎝　上製　32頁　2004年刊 ティナとワニのアルベルトはだいの仲良し。タンゴを踊るのも大好きです。ある日お風呂場で踊っていると…ふたりしてせっけんをふんでしまってツルーン。ティナが間一髪でトイレのひもにしがみついたから、さあたいへん。なんと便器に顔をつっこんだアルベルトがトイレの下水に音をたてて流れていってしまったのです。下水道の中のアルベルトといえば…あちこちのトイレに顔を出したアルベルトにびっくりした町の人たちは町中ワニが何匹もうろつきまわっていると大騒ぎ。アルベルトは無事にティナの元にもどることができるのでしょうか？騒ぎの様子とアルベルトののんきな様子がユーモアいっぱいに描かれています。

【ジャンル：子ども/絵本】 ミジ・ケリー/文　ラッセル・エイト/絵　まえざわあきえ/訳 24.4×27.5㎝　上製　29頁　2008年刊 ある嵐の夜、サムさんがひつじたちと一緒に家に帰ってきた。みんな揃っているかな？サムさんがひつじたちを数え始めるのですが、サムさんには欠点があったのでです。ひつじたちを4まで数える前に眠ってしまうという…ひつじたちと寝ていると扉をはげしく叩く音がします。ちょっとまぬけな飼い主とひつじたちのやりとりが軽妙なユーモアいっぱい、外の風の冷たさ、布団のあたたかさ、絵が五感を刺激する絵本です。